2016年4月2日土曜日

妖怪シリーズ:ひとふり



今回の妖怪は
「妖怪:ひとふり」です。
 

どちらかと言えば「臆病」な妖怪です。
しかし、違う見方をすれば
「責任転換」をする、
厄介な妖怪です。
 


何か決断を下さければならない時に必ず、
そばに居ている誰かに決断を振ります。
意見を求められた時にも!
 
それも、「従順そう」に
「か弱そう」に時には
「甘えん坊」の様に
「上目使い」をしながら、
また時には「哀しげな、淋しげな」な様子を醸し出し
「守ってあげなければならない」雰囲気を出し、
「ひとにふり」ます。

誰も周りに居ない時には、
「受けてくれそうな人」探します。
 
学校や職場で、
自分に役割が当たりそうになると
「す~」っと誰かにふります。
「それは私ではありませんよ!こっちの人ですよ!」と、
振るのが、すこぶる上手い妖怪です。
  

※この妖怪は、特定の人を例えて居るのではありません。
みんなの心の中何処かで、巣食っている「妖怪」です。
そして、私の中にも!

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